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Zoho Lensは拡張現実のリモートサポートソフトウェアであり、自分のデスクから遠隔地のスマートフォンにアクセスし、カメラで工場の機械やサーバーなどの障害を確認できるソリューションです。ここではその機能や導入するメリットを紹介します。
Zoho Lensはクラウド型のソフトウェアであり、スマートフォンのカメラやスマートグラスを活用して拡張現実を使った遠隔操作が可能なツールです。技術者がお客様に対してリアルタイムのリモートアシストを提供することができ、工場のマシンやサーバーなどの状況や障害をいつでも確認することが可能です。このツールを導入することにより、顧客からの問い合わせに対してスムーズな対応が可能になります。
Zoho Lensの機能における最大の特徴は「遠隔診断」です。PCでZoho Lensを起動し、「今すぐ開始する」をクリックすると3桁×3つの数字が表示されます。この数字を操作するスマートフォンにメールかSMSで送付し、スマートフォン側でZoho Lensのアプリを起動します。スマートフォン側の画面で「顧客」をタップし先程の3桁×3つの数字を入力し、カメラ共有に承諾するとカメラが起動します。スマートフォンのカメラから現場の様子を映すことができ、発信するPC側でその様子を確認することが可能になります。
Zoho Lensでは現場の様子を映すことができるだけではなく、サポートに関する他の機能も充実しています。スマホ側とチャットができるチャット機能や操作中の画面のスクリーンショット、現在操作しているセッションに関する情報を書き込めるノート機能などがあり、さらに操作中野画面に対してコメントなどの注釈をつけることも可能です。画面を一旦静止させるフリーズ機能を使いより詳しく注釈を残したり、画面の拡大、ユーザーの追加、スマートフォンとの音声通話をミュートすることもできるツールとなっています。
上記はPC側での機能ですが、スマートフォン側でもさまざまな機能があります。動画を停める機能やスマートフォンのフラッシュ機能、3D表示のガイドを出したり高画質に切り替えるAR機能などがあり、インカメラへの切り替えやチャット、セッションの情報表示も可能です。さらにチェックしたい箇所をタップするとピンが立ち、ドラッグすることでペンによるマーキングもできます。これはPC側の画面にも反映されるため、より注視してほしい部分を共有することができるというものです。さらに終了後にはフィードバックも残すことが可能なため、感想や点検した履歴などをしっかりと残すことができます。
従来、修理や点検などを行う場合、お問合せから訪問スケジュールを調整し、アポイントを取ってから訪問、実際に現場を見るという流れが一般的でした。しかしこういったZoho Lensのようなツールを導入することにより、お問合せからすぐにその場で点検を開始することができるため、「点検しにいったものの大したトラブルではなかった」「点検まで時間がかかってしまいクレームになった」などといった状況も防ぐことができます。
上記と同様ですが、従来ではアポイントや点検訪問までに時間を要していたうえに、そこではっきりしたトラブル内容をもとに修理の準備や部品の取り寄せ、外注業者への連絡など「点検というワンクッション」がどうしても必要でした。しかしZoho Lensにより事前に状況を確認することが可能であれば、予め部品の手配をしたり直接外注業者に連絡したりとスムーズな対応で工数削減も期待できます。ユーザーに対するサポートがスピーディーになることで、顧客満足度の向上も見込まれるでしょう。
中小企業のデジタル化には、ビジネスに必要な顧客管理、営業支援、プロジェクト管理、会計管理、人事管理など様々な業務をネット上で一元管理できる「Zoho」というツールの導入がおすすめです。なぜなら、Zohoは低コストでありながら機能が充実しているだけではなく、企業の成長に合わせて機能の拡張にも対応。中小企業のデジタル化を推進する おすすめ3社を紹介しています。