このサイトは、Zenken株式会社が運営するZoho導入支援会社の紹介メディアです。
インドに本社を置く「Zoho社」、また「Zoho Japan社」は、このサイトと関係ございません。
最近インターネット上で「Zoho」という言葉を見る機会が多くなりましたが、これが一体何なのかご存じでしょうか。ここでは「Zoho」がどういうものなのか、どのような種類があり、どんな特徴があるのかなどを解説します。
「Zoho」とは、Zoho社が提供しているビジネスアプリケーションやサービス全般を指す名称です。Zoho社が提供するビジネスアプリケーションやサービスには、文書作成や表計算といった一般的なもののほか、顧客管理・営業支援などさまざまな業務を支援するソリューションがあります。その種類は40以上にも上り、企業が業務を行う上において求めるようなシステム・サービスのほとんどをZohoで対応することが可能です。海外発のアプリケーション・サービスであるため国内の認知度はまだまだという状況ですが、世界では5万社以上もの利用者がいると言われており、日本国内においても今後さらに利用者は増加していくものと見られています。
Zohoが提供しているアプリケーションやシステムは、類似のサービスと比較して低価格だと言われています。Zohoのアプリケーションやシステムはかなり多くの種類がありますが、必要なサービスだけを導入することが可能なため、その組み合わせによって料金形態が異なります。そのため、組み合わせ方によっては安価でなくなってしまうケースもあるようですが、たとえば最もよく知られている「Zoho CRM」であれば類似サービスと比較しても5分の1から3分の1くらいの料金で利用することが可能です。
Zohoは多くのアプリケーションをリリースしており、営業やマーケティング、コミュニケーション・サポートなどさまざまな業務に活用することが可能です。財務や人事といったバックオフィス系の業務に対するソリューションも提供されているため、企業経営における一連の業務をZohoでカバーすることが可能です。それぞれのサービスを個別に契約しながら利用することも可能ですが、Zohoでは特定の分野を強化できるような分野別パッケージ製品も提供しています。全てのサービスが利用できるパックや顧客管理・営業・マーケティングに特化したもの、財務・会計に特化したものなど、あらゆるニーズに対応できます。
Zohoは数多くのサービスを提供しており、利用する企業のニーズに合わせてカスタマイズして導入することが可能です。サービスごとの利用・購入が可能なため、無駄なく導入・運用することができるのも魅力です。さらに、後から追加で導入することも可能なので、慣れてきてから徐々に増やしていく、というような利用法も可能です。パッケージ製品のみで販売されているものであれば使わない機能が含まれていて無駄になることもありますが、Zohoではそのような心配がありません。
サービス | カテゴリー | 説明 |
---|---|---|
Zoho CRM | 営業 | 顧客管理・営業支援 |
Zoho SalesInbox | 営業 | 営業担当者向けメーラー |
Zoho Bigin | 営業 | 低価格・中小企業向けCRM |
Zoho Bookings | 営業 | ネット予約システム |
Zoho Marketing Automation | マーケティング | マーケティングオートメーション |
Zoho Campaigns | マーケティング | メールに特化したマーケティングオートメーション |
Zoho Social | マーケティング | SNSマーケティング |
Zoho Survey | マーケティング | アンケート集計・顧客満足度調査 |
Zoho Forms | マーケティング | アンケート、メールフォーム作成 |
Zoho Sites | マーケティング | Webサイト作成(レスポンシブ対応) |
Zoho PageSence | マーケティング | ヒートマップ |
Zoho SalesIQ | マーケティング | チャット型Web接客 |
Zoho Backstage | マーケティング | イベント運営・管理 |
Zoho Desk | サポート | ヘルプデスク・カスタマーサポート |
Zoho Assist | サポート | リモートデスクトップ・遠隔サポート |
Zoho Lens | サポート | スマホ・ARを活用した対話型リモートサポート |
Zoho Mail | コミュニケーション | メーラー |
Zoho Cliq | コミュニケーション | ビジネスチャット |
Zoho | コラボレーション | タスク・プロジェクト管理 |
Zoho Sprints | コラボレーション | アジャイル管理 |
Zoho Connect | コラボレーション | グループウェア |
Zoho Meeting | コラボレーション | オンライン会議・Webセミナー |
Zoho WorkDrive | コラボレーション | チームのファイルを安全に保存、整理、管理 |
Zoho Learn | コラボレーション | 従業員向けトレーニングプラットフォーム |
Zoho TeamInbox | コラボレーション | チームコラボレーションメーラー |
Zoho Writer | 生産性 | 文書作成・管理 |
Zoho Sheet | 生産性 | 表計算シート作成・管理 |
Zoho Show | 生産性 | プレゼンテーション作成・管理 |
Zoho Sign | 生産性 | デジタル署名 |
Zoho Notebook | 生産性 | メモ・ノートアプリ |
Zoho Vault | 生産性 | パスワードの管理・共有 |
Zoho Books | 財務 | 会計管理 |
Zoho Invoice | 財務 | 見積テンプレート・請求管理 |
Zoho Expence | 財務 | 経費申請・管理 |
Zoho Checkout | 財務 | オンライン決済 |
Zoho Subscriptions | 運用 | サブスクリプション・定期販売・請求管理 |
Zoho Inventory | 運用 | 商品・在庫管理 |
Zoho People | 人事 | 人事・勤怠・工数管理 |
Zoho Recruit | 人事 | 採用管理 |
Zoho Creator | ビジネスプロセス | カスタム業務アプリ作成 |
Zoho Analytics | ビジネスプロセス | BIツール・ビジネスレポート |
Zoho Flow | ビジネスプロセス | アプリ連携・システム連携 |
Zohoのパッケージング製品について紹介していきます。それぞれの製品に含まれるアプリケーションを紹介するとともに、「どのようなことができるのか」についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
Zoho Oneには、下記の通り数多くのアプリケーションが搭載されています。
Zone Oneにはビジネスの遂行に必要な機能が搭載されています。多岐にわたるアプリケーションと連携することも可能なので、業務の管理や自動化に役立ちます。
Zoho CRM plusには下記の機能が搭載されています。
営業やマーケティング、サポートといった、さまざまな業務を効率的にサポートすることが可能です。また、強力な分析機能を備えている点も特徴で、データに基づいた意思決定ができます。
Zoho Finance Plusには下記の機能が含まれています。
Zoho Finance Plusは、会計管理や請求管理、サブスクリプション管理などさまざまな機能を備えており、企業の会計やバックオフィス部門の業務をサポートできる点が特徴。経理や財務に関連する総合クラウドサービスです。
Zoho Workplaceには下記の機能が搭載されています。
例えば、チームメンバーとのやりとりを容易にするMailやチームメンバーにメッセージを送るClipなど、チーム内のコミュニケーションをサポートするほか、チーム内の創作やコラボレーションを支援するためのツールを提供しています。
Zoho People plusには下記の機能が含まれています。
Zoho People plusは採用や勤怠管理など、人事業務全体について自動化・効率化をサポートすることが可能です。人材の採用についてはもちろん、社内での情報共有や経費申請や管理といった幅広い業務をカバーします。
Zoho Remotelyには下記の機能が含まれています。
Zoho Remotelyはチャットやビデオ通話などスムーズなコミュニケーションを提供し、さらにデータをクラウド上に保存できるなど場所・環境を選ばないコミュニケーションを実現してくれます。個人のライフスタイルに沿った働き方をサポートすることが可能です。
Zoho IT Managementは、クラウドでIT化を促進するパッケージです。ひとつのダッシュボードから複数のプラットフォームとデバイスにまたがるエンドポイントの管理や保護が可能です。さらに、ウェブサイトやサーバー、ネットワーク、アプリケーションに加え、実際のユーザ体験に関連するさまざまな指標を監視したり、クラウドコストの管理を行ったりすることができます。
Zoho Marketing Plusには下記の機能が含まれています。
メールマガジンやソーシャルメディア、SNS、アンケート、Webセミナー分析など多彩なマーケティングツールを備えているZoho Marketing Plus。幅広い規模のチームを対象として構築されており、さまざまなマーケティング活動の管理・実行をサポートすることができます。
システム導入の障壁となるのはイニシャルコストです。しかしZohoを導入するにあたっては、必要に応じた個別のアプリケーションやサービスだけに絞って進めることも可能であり、そもそもの導入費用が大きくないため簡単に導入することができます。システム導入が初めてのケースでも、導入時の費用などをあまり気にすることなく導入できるというのは大きなメリットではないでしょうか。
料金が安いという点に加え、導入数に定めがないのも導入のしやすさに繋がるメリットです。1アカウントから導入が可能であるため、担当者ベースでの対応から取り組むことができます。無料のお試しも充実していることから、試しに利用した感触を踏まえて導入の可否を検討することができます。そのため、リスクの少ない導入が可能です。
自社ニーズに合わせたカスタマイズ導入ができる点も大きな魅力なのですが、Zohoは他サービスとの連携も可能です。そのため現状使っている他システムと連携させながら、必要な機能を補うという使い方もできます。利用するユーザー側にとって使いやすさを重視した導入・運用ができるのは非常に大きなメリットです。
Zohoは世界で人気のビジネスアプリケーションですが、日本ではまだそこまで多く導入されていないのが実情です。海外で誕生したサービスであるため、基本的には海外向けのサポートが充実しており、一部日本語訳されたヘルプなどはあるものの、翻訳などについては追い付いていない部分も見受けられます。ただし、日本のさまざまな企業が導入を進める中で日々改善されつつあるので、サポートの問題は徐々に改善されていくことが予想されています。
前項にも書いた通り、Zohoの日本における導入・浸透度はまだまだです。日本国内で多く利用されているサービスであれば口コミや評判も含めて多くの情報がインターネットにありますが、Zohoはそういった情報が乏しい状況にあります。そのため、操作方法や機能について調べたとしても、求めている情報が出てこない可能性もあるでしょう。しかし、Zohoにはユーザーが利用できる「Zohoコミュニティ」というものがあります。そこで質問などを投げかけると、他のユーザーなどZohoに詳しい方からの回答が得られるかもしれません。
Zohoはどのような事業者にも導入をおすすめできるツールですが、中でも「顧客管理をデジタル化したい事業者」や「低コストで導入を検討したい事業者」「複数のサービスを一元化したいと考えている事業者」などにマッチするでしょう。Zohoはさまざまな業務をコンパクトに提供できるアプリケーション・サービスなので、それらのニーズにしっかりとフィットするでしょう。まずはお試し版を利用してみて、感覚を掴んでみることをおすすめします。
中小企業のデジタル化には、ビジネスに必要な顧客管理、営業支援、プロジェクト管理、会計管理、人事管理など様々な業務をネット上で一元管理できる「Zoho」というツールの導入がおすすめです。なぜなら、Zohoは低コストでありながら機能が充実しているだけではなく、企業の成長に合わせて機能の拡張にも対応。中小企業のデジタル化を推進する おすすめ3社を紹介しています。