【2025年度】IT導入補助金（通常枠）

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者の労働生産性向上を目的として、ITツールの導入を支援する補助金です。IT導入補助金には、全部で5つの枠があります。ここでは、その5つの枠のうち「通常枠」について解説します。

2025年版：IT導入補助金・通常枠の概要

IT導入補助金とは、業務効率化やDXのためのITツールを導入した中小企業等に対し、その導入費用の一部を支援する補助金制度です。申請枠が5種類用意されていますが、うち通常枠は「事業のデジタル化を目的としらソフトウェアやシステムの導入を支援」することが制度趣旨となります。

補助対象者

業務効率化やDX推進に向けてITツールの導入を予定している中小企業・小規模事業者等。

補助率・補助額

・補助率

1/2以内、または2/3以内（※）

※3か月以上にわたり地域別最低賃金＋50円以内で雇用している従業員が全従業員の30％以上の場合、補助率は2/3以内となります。

・補助額

1プロセス以上…5万円以上150万円以内

4プロセス以上…150万円以上450万円以内

ITツールの要件

以下のうち、1種類以上の業務プロセスを保有するソフトウェアを申請すること（汎用プロセスのみは不可）。

補助対象

• ソフトウェア（必須）：ソフトウェア購入費、クラウド利用料（最大2年間分）
• オプション：拡張機能、データ連携ツール、セキュリティ
• 役務：導入コンサルティング・活用コンサルティング、導入設定・マニュアル作成・導入研修、保守サポート

スケジュール

2024年IT導入補助金通常枠の概要

IT導入補助金の通常枠は、ソフトウェアの導入を対象とした補助金です。ソフトウェア購入費用やクラウド利用料（最大2年分）、機能拡張やデータ連携、セキュリティ対策などの導入関連費、導入コンサルティングや導入設定、保守サポートに関わる役務が対象となっています。

補助対象者

• 中小企業・小規模事業者等で、生産性向上に資するITツールの導入を計画している法人または個人事業主。

補助対象

• ソフトウェア（必須）：ソフトウェア購入費、クラウド利用料（最大2年間分）
• オプション：拡張機能、データ連携ツール、セキュリティ
• 役務：導入コンサルティング、導入設定/マニュアル作成/導入研修、保守サポート

出典：https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/normal/

補助率・補助額

• 補助率は1/2以内。
• 通常枠の補助額は5万円～150万円未満、または150万円～450万円以下。

スケジュール

参照元： https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/（IT導入補助金公式HP）

申請要件

1. 日本国内で事業を営む法人又は個人事業主。
2. 交付申請の直近月において、最低賃金が法令上の地域別最低賃金以上。
3. gBizIDプライムの取得。
4. 情報処理推進機構(IPA)の「SECURITY ACTION」の宣言。
5. 他の補助金等と重複する事業に対する申請がないこと。

注意点

ITツールの選定、見積もり依頼、申請マイページの開設、交付申請の提出など、事前準備から事業実施、報告提出までのプロセスを遵守する必要があります。補助金の申請は、IT導入支援事業者との相談の上で行ってください。

その他

補助金の詳細情報、申請手続き、必要書類に関する情報は、IT導入補助金の公式ホームページや添付された交付規定、公募要領をご確認ください。皆様の事業の生産性向上に資するITツールの導入に向け、本補助金がサポートします。

ITツールの要件

通常枠で補助金をもらうためには、導入するITツールが以下の要件を満たしている必要があります。

• 業務プロセス（共通プロセス）：顧客対応・販売支援、決済・債権債務・資金回収管理、供給・在庫・物流、会計・財務・経営、総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情報システム
• 業務プロセス（業務特化型プロセス）：その他業務固有のプロセス
• 汎用プロセス（単体不可）：汎用・自動化・分析ツール

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